「株式譲渡した前オーナー経営者から見た中小M&Aの現状と課題に関する調査」を開始

当社はこのたび、早稲田大学産業経営研究所との共同研究として、「株式譲渡した前オーナー経営者から見た中小M&Aの現状と課題に関する調査」を開始いたしました。
これまで当社では、過去3回にわたり中小企業M&Aにおける「譲受企業側」を対象としたアンケート調査を実施し、その結果をもとにM&Aの実態や課題を分析・発信してまいりました。2025年度は新たな視点として、「企業譲渡側」すなわち会社を譲渡した前オーナー経営者を対象にした実態調査を実施し、譲渡を決断した背景やその後の変化、M&Aプロセスにおける課題や支援ニーズなどを明らかにします。
また、今回の譲渡側の調査結果は、これまでの譲受側の調査と対比することで、M&Aにおける両当事者の認識ギャップや共通課題を浮き彫りにし、より実態に即した提言や支援策の提案につなげてまいります。
本研究は、事業承継・M&Aに関わる多様なプレイヤーにとって有益な知見を提供することを目指しており、今後の中小企業M&Aの健全な発展と、中小企業の持続的成長に寄与することを期待しております。
お手元にアンケート調査票が届いた方におかれましては、ご多忙のこととは存じますが、本調査へのご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。