当社の事業の強みは、①全国の金融機関と提携して、②ビジネスクラブ会員5525社(2024年1月現在)の中小企業ネットワークを有し、③総合的な中小企業の『事業引継ぎ』成長支援(親族内外承継、第三者承継の双方)を事業領域としている点です。
金融機関ネットワーク
当社は前身から含めて30年以上にわたり、地域金融機関(地方銀行、信用金庫/信用組合)との提携関係にあります。提携内容としては金融機関を介した地元企業のコミュニティ形成を支援するビジネスクラブ提携、後継ぎ支援やM&Aなどの事業承継に関する包括的な提携等、日本全国に中小企業支援のための金融機関ネットワークを形成しています。地域経済を元気に!ニッポンを元気に!という共通理念のもと、より多くの中小企業の経営課題の解決に向けて提携金融機関との連携・協業を更に推進していきます。
総合的な『事業引継ぎ』成長支援
現経営者が大切に築いてきた会社を親族内外承継又は第三者承継(M&A)を通じて、次の経営者へ会社を引継ぐことを機に、更に成長していく会社を各地域に次々と輩出していくことを私たちの使命としています。親族内外承継については、後継ぎ候補や若手経営者に対して「経営力」を高めるための次世代経営塾をはじめとした様々な支援を、また、M&Aについてはマッチングビジネスとしてではなく、2021年より早稲田大学産業経営研究所と「中小企業におけるM&Aに関する総合的な研究」をテーマに共同学術研究を進めています。その学びから当社にてリリースしたのが『M&Aグロースサポートサービス』です。当サービスは、単なるマッチングビジネスに留まらず、M&A成約後のPMIを意識した取り組みを行い、「理想のM&A」を追求し、M&Aによる企業成長すなわち成功を創出していくことを私たちのM&A事業の使命としています。
ハイブリット型収益モデル
当社は、フロー収入型の「M&A事業」およびベース収入型の「会員事業(主に次世代経営者向けの経営情報の提供)」とのハイブリット型での事業展開をしております。また、22年からは全社共通の顧客管理システムを導入し、情報の一元化だけでなくこれらのデータを『知的資産』として活用できる環境を整備し、DX3ケ年計画の取り組みを推進しています。