【セミナーレポート】“今からはじめる”中小企業のためのSNS活用セミナー(入門編)を開催しました
当社は提携する地域金融機関の皆様と共催で、主に中小企業経営者様/次世代経営者様などが、直面して抱えておられる経営課題を解決すべく、少しでもお役立ていただけるようなソリューションをオンラインセミナーの形式にて定期開催・提供しております。
今回のテーマは「中小企業のためのSNS活用」です。
SNS活用はした方が良いのだろうな…となんとなく考えてはいるものの、どのように活用していくべきかわからなかったり、自社には合わないだろうと固定概念を持ってしまっていたりと、なかなか踏み出しきれずにおられる方々が多いのではないでしょうか。中小企業だから従業員も少なくなかなかリソースも割けない、といったお悩みもたびたび耳にします。
本セミナーには、そのような課題やお悩みにお応えできるよう、過去200社以上の企業のマーケティング支援実績を持ち、専門学校でのSNSマーケティング講師も務める講師をお招きし、基礎知識から具体的な施策事例等をお伝えいただきました。
■セミナーの様子
皆さんも、肌感覚で感じておられるように、やはりスマートフォンが生活の中では大きな役割を持ち、欠かせない存在となってきていることは言うまでもないでしょう。
そのようなオンライン常態化が続く2022年には、メディア総接触時間の首位が初めて「テレビ」から「携帯/スマホ」へ変化したというデータが出ています。
これまで通りに、テレビや電車の広告など、皆さんがメインで目にしていたものでの宣伝ではなかなか伝わり辛くなることは当然ですね…。
(出典:「メディア定点調査」メディア環境研究所)
情報が早くて新しく、気軽に手に入るため、スマホからの情報収集がメインとなっているとのこと。
20代のメディア接触時間はこの15年間で2倍以上となっており、しかし20代のみならず(もちろん20代が一番変化はしているが)どの世代も増加傾向にあることは間違いなく、デジタルシフトのトレンドが今後も継続していくであろうことが濃厚だと仰っておりました。
とはいえ、企業で運用するSNSは個人の持ち物ではないため、活用目的をきちんと定め、ルールに従い運用することが大切であります。
自社のビジネスに合わせた目的を定めることが重要です。
<主なSNSの活用目的>
1)ブランディング
→知ってもらう、好きになってもらう活動
2)販売促進・集客
→「クチコミ」の力を活用
3)コミュニケーション
→お客様との顔の見えるコミュニケーション。1:1を1:Nに!
4)社内コミュニケーション・採用
→部署間・拠点間を越えたコミュニケーションで理解を促進
こういったSNS活用により、
・企業が消費者・生活者と直接コミュニケーションできる
・自社の世界観を広め、ファンをつくることができる
・これまで接点をもてなかった消費者・生活者にアプローチできる
というメリットがあります。
BtoC、BtoB問わず、それぞれ活用できるということなので、自社のビジネスと目的を整理して検討することが良さそうです。
■まとめ
セミナーでは、上記各目的における具体的な事例もご紹介いただき、よりイメージをつかむことができました!
事例をもとに、自社にあてはめてみるのも良いかもしれません。
SNS運用において必須となる投稿コンテンツについても、ご相談をお受けいただけるようですので、ご興味・ご関心がございましたら、bso-service@incgrow.co.jp(インクグロウセミナー事務局)までお問合せください。
今回お話いただいたのは・・・
<登壇者プロフィール>
後藤 玲楠 氏
株式会社ネクストバッターズサークル/アライドアーキテクツ株式会社
広告代理店営業、メディアコンサル営業のキャリアを元に、ブランド戦略コンサルティング、デジタルコミュニケーションプラン設計、コンテンツマーケティングからオウンドメディア構築、イベント企画運営、ファン共創新商品開発に至るまで、業種ジャンル問わず幅広く200社以上の企業のファン起点でのマーケティング支援実績を持つ。現在は専門学校の生徒に向けてSNSマーケティング授業の講師を週1回務めている。