あなたの承継を“成長の起点”に。
次世代経営塾
後継者の育成は、単に事業を引き継ぐだけでなく、企業の持続的な成長に不可欠です。
当社が提供する「次世代経営塾」は、親族内外承継を検討している後継者や若手経営者を対象に「出会い」と「学び」をテーマに次世代経営者としての成長支援を行います。
調査データより、事業承継時の経営者年齢が若いほど事業再構築に積極的に取り組み、その約76.9%が売上増加に寄与していることが明らかになっています。
「次世代経営塾」では、このような若手経営者・後継者の意欲を最大限に引き出し、成長戦略・生産性向上・事業イノベーションに向けた策定を支援します。
■ 事業承継後に実施した事業再構築の効果(売上高の増加)
資料:(株)帝国データバンク「中小企業の事業承継・M&Aに関する調査」(2022年12月)
(注)ここでいう事業再構築とは、新たな製品を製造又は新たな商品若しくはサービスを提供すること、製品又は商品若しくはサービスの製造方法又は提供方法を相当程度変更することを指す。
なぜ今、承継×学びが重要か
経営者の高齢化と後継者不在
経営者の高齢化が進む中、承継手段は親族内承継だけでなく、内部昇格や第三者承継の重要性が高まっています。選択肢に応じた計画的な後継者教育が不可欠です。
学びと出会いは次世代経営者のパフォーマンスを押し上げる
経営者が計画的に学習時間を確保している企業ほど、売上高増加率の中央値が高いという結果が出ています。また、環境変化が厳しい昨今においては、次世代経営者における事業革新はより一層重要な取り組みといえます。あるデータでは、同年代の同業種だけではなく異業種との積極的な交流を行っている後継者ほど、事業に対する成長意欲が高まると言われています。
次世代経営塾の特徴
アウトプット型カリキュラム
会社の未来創造、成長実現に向けた実践的なアウトプット型講座を提供しています。「ローカルベンチマークシート」や「経営デザインシート」の作成を通じて、自社のビジネスモデルの現状把握や強み、差別化の理解、将来のビジョンを明確化し、具体的な成長戦略を策定します。聞いて終わりの講座ではなく、学びをアウトプットに繋げていきます。
経営のリアルを磨き合う
会社を成長・発展させるために必要となる「経営力」を互いに磨き合うことを目的に、成長戦略を作成する上で必要となる知識(理論)と共に先輩経営者の経験談の共有(事例)、経営者同士のセッションを通じた生々しい実体験をお届けしています。机上の理論で終わらせず、実例と共に現場に活きる情報を交えることで、よりリアルな戦略を考察していきます。
金融機関連携による伴走支援
地域金融機関の渉外担当者による伴走支援を特徴としています。講座内容の不明点の解消や課題に対して金融機関による経営支援サポートも連動させることで、より受講生の戦略考察を支援します。また、渉外担当者と次世代経営者のリレーション強化にも繋がります。
ハイブリッド型カリキュラムにより「学び」の質を向上
集合型の講座だけでなくオンライン講座を加えることで、質の高いカリキュラムを提供しています。また、最終会では描いた成長戦略のプレゼンテーション(発表会)も行うことで、同世代経営者の戦略の視点を共に学ぶことが可能です。
数字で見る次世代経営塾
■ 受講者数の推移
■ 受講者満足度
毎年数百名以上の受講生を輩出しており、累計受講生数は10,000名を超え、受講生満足度も97%を超えています。(2024年12月末時点)
カリキュラム
標準プログラムは全7回で構成。ローカルベンチマークシートを活用し、定量・定性の両面から自社の現状把握を行い、経営デザインシートをアウトプットすることで今後の戦略を考察していきます。プログラム終盤には受講生発表会を実施すると共に先輩経営者の実体験共有会など、より「学び」と「出会い」の質を高めるカリキュラムを金融機関ごとにオーダーメイド作成していきます。また、次世代経営塾の卒業後も継続した交流の機会を創出し続ける為のビジネスクラブの企画・運営も行うことで、地域の次世代経営者を育成するエコシステムの構築を行っています。
| No. | テーマ | 形式 |
|---|---|---|
| 第1講 | 企業経営の基本的な姿勢とは? | リアル/懇親会 |
| 第2講 | 自社の競争優位性を見つけ差別化を考える | リアル |
| 第3講 | 未来をデザインする①~マーケティングと5年後のビジョン~ | リアル |
| 第4講 | 特別交流会:難局を乗り越え成長した先輩経営者に学ぶ | リアル/交流会 |
| 第5講 | 未来をデザインする② ~顧客が求めるサービスと体制整備~ | リアル |
| 第6講 | 後継者による右腕育成と働き甲斐のある組織づくり | リアル |
| 第7講 | 会社を潰さない経営者へ~経営者の会計思考と当講座の総括~ | リアル |
| 第8講 | 特別講演会・OB生による「私の経営革新」の軌跡 ※次期候補生オブザーバー可 | リアル |
| 第9講 | 経営計画発表会「私の未来デザイン」~次世代経営者の挑戦~ | リアル/懇親会 |
事例1)大和信用金庫様が運営する取引先の経営者組織『やましんビジネスクラブ』にて若手経営塾を開講
30名超の取引先若手経営者や後継者と信金の渉外担当がご参加。
成長戦略のアウトプットを目的とした全6回のプログラム。
講義やグループディスカッションなどを実施。
事例2)京都信用金庫様が『京信アトツギゼミ』を開講、独自企画も含めた経営者育成プログラムにカスタマイズ
通常のカリキュラムに、京都信用金庫様が独自で企画された内容を2回、
更に講座を通して作成した成長戦略の発表会を最終回に追加した全9回のプログラム。
受講生の声
経営計画、理念がやっているだけになっていたなと痛感した。
改めて何の為に経営をしているのか、基本的な姿勢を考えていくきっかけになった。
( 福祉事業:35歳 後継者 )
自社の強みがないと常々思っていたがローカルベンチマークシートを通じて他社との差別化を考えたり、異業種の方の話を聞く中で自社の強みが見出せた。
( 酒類小売業:32歳 後継者 )
経営を体系的に学ぶ上で、理念などの根底の部分から説明して頂き助かりました。ハウツーだけでは経営は上手くいかないと思い始めた自分には有り難いお話でした。
( 看板・サイン業:31歳 経営者 )
こんな方におすすめ
親族内外承継
承継後の成長ビジョンを
明確にしたい
内部昇格
就任初期に戦略~財務の
全体像を短期間で固めたい
若手経営者
同世代経営者との学習・交流で
実践知を加速したい
金融機関における次世代経営塾を通じた価値創出
こんな課題はございませんか?
経営塾の課題
- 毎年募集に苦戦しており、募集を改善したい
- 受講生と渉外担当者のリレーション強化に繋がっていない
- カリキュラムのマンネリ化を解消したい
- 講座受講後の継続支援ができていない
- ほかの金融機関の事例を参考に内容を見直したい
「学ぶだけで終わらない実践型経営塾」を企画・運営支援します
ローカルベンチマークシート
次世代経営者に必要な会社の現状把握を徹底的に行う。
アウトプットを通じて自社の強みを把握。
経営デザインシート
次世代経営者の「未来のデザイン」を作成。
異業種交流を通じて異なる視点を加え、事業再構築を図る。
リレーション強化
現状と経営課題の把握
課題に対するソリューション
行職員のOJTによる能力向上と達成感
アウトプット型講座で「学ぶだけ」を回避
オーダーメイドカリキュラム
より「学び」と「出会い」の質を高めるカリキュラムを金融機関ごとにオーダーメイド作成。
カリキュラムのマンネリ化解消
継続的交流
修了後も継続した人脈構築と学びの場を提供。
OB生の成長事例や地元メンターとの交流。
次世代経営者と「価値の高い」交流を継続可能
導入金融機関事例
甲信越地区金融機関A
他のコンサルティング会社にて、2年を1クールとして経営塾を実施していました。4期連続で開催する中で募集対象が重なり、講座カリキュラムも大きく変わらない状況が続いたため、企画がマンネリ化していました。さらに、経営塾が経営支援ツールの一つにとどまり、営業店の積極的な関与やサポートが得られず、本部主導の企画となっていました。 この状況を受け、経営塾の目的を見直してリニューアルを実施し、渉外担当者が同席する体制のもと伴走型の経営支援へとシフトしました。その結果、過去最高の参加人数と参加率を確保し、その後は卒業生の会も発足しました。
九州地区金融機関B
以前より運営しているクラブ(法人組織)は時代の流れと共に経営者年齢は高齢化していました。クラブの活性化とより学びの意欲が高い次世代経営者層の増強、新陳代謝を行っていく為に、経営塾をクラブ内企画の1つとして取り組みました。 既に10年以上の開催を行いクラブは徐々に若返りを果たし、卒業生同志の自発的な交流も促進されています。