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アセットアロケーション(資産配分) (あせっとあろけーしょん / しさんはいぶん)

投資資金を株式、債券、不動産、現金といった異なる種類の資産に、どのような割合で配分するかを決定することです。
運用成果の大部分は、個別の銘柄選びよりも、この「どの資産にいくら割り振るか」という配分比率によって決定づけられると言われています。投資家の目的や運用期間、リスク許容度に合わせて最適な組み合わせを構築することで、市場変動の影響を抑えながら安定的な収益を目指すのが最大の特徴です。M&Aにおいては、会社を売却したオーナー様が手にした多額の現金を、長期的な資産保全や次世代への承継のために分散投資する際の基本戦略として非常に重要視されます。

英語表記

Asset Allocation

役割・実務での使われ方

リスクをコントロールしながら目標とする収益を確保し、長期的な資産価値を守るために活用されます。

M&Aにおける資産保全と次世代承継の基本戦略

会社売却後の多額の現金を、インフレによる現金の価値低下リスクから守り、守りながら緩やかに増やす(長期資産保全・次世代承継)ために、どのようなアセットクラス(国内外株式、債券、不動産、金など)にどのような比率で配分するかを決定します。特定の資産に集中させない分散投資の基礎となります。

一般的な資産形成・老後資金の運用

目的(教育資金、老後資金)や運用期間、リスク許容度に合わせて、最適な資産配分を構築します。

リバランスによるリスク管理

市場変動によって崩れた資産配分比率を定期的に元の状態に戻すことで、意図しないリスクの取りすぎを防ぎます。

注意点

銘柄選びより重要

運用成果の大部分は配分比率で決まるため、個別の銘柄(どの会社の株式か)を選ぶ前にまずは資産クラスの配分(株式と債券の比率)を決定することが重要です。

リスク許容度の正確な見極め

自身のライフステージ、家族構成、資産状況、目的、運用期間を考慮し、許容できるリスクの範囲内で配分を決める必要があります。

定期的な見直し(リバランス)

市場変動に合わせて定期的にアセットアロケーションを見直し、調整(リバランス)することが不可欠です。

専門家との相談

特にM&A後の多額の資産を扱う場合は、FPやプライベートバンカー、税理士等の専門家と相談し、オーダーメイドのプランを確保することが重要です。

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